Windows10 Home で自動アップデートを無効にし手動更新にする手順!勝手なアップデートでの不具合、待ち時間にサヨナラ♪

またもやWindowsシリーズです。しつこくてすみません。

前回、ウィンドウズのアップデートで不具合が起こった際の解決方法をご紹介しました。

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共有プリンターでスキャンエラー!?Windows10のアップデートで勝手に変わる設定とスキャナーの取り込み不具合回避策

自動アップデート、問題多しです(T_T)
そこで、今回はそのトラブルの元となる自動アップデートを手動にしちゃおうぜ!というお話。
結局セキュリティの観点からもアップデートはした方が良いとは思いますが、自動ではなく、自分のタイミングで行う事により、不要な待ち時間ができてしまったりかなり重要な作業中にアップデートがかかって不具合が起こりPCが使えなくなったりして困る事は避けられるんじゃないかと思います。
手動だったら、万一のトラブルに備えて復元ポイントを作ってからアップデートもできますので、これはやっておくべき。

今回はホームエディションの操作をご紹介。
近日またプロフェッショナルエディションもご紹介しようと思います。

では、いきましょう。

 

必要な作業

自動アップデートから手動アップデートに切り替える為の設定が必要な箇所は、以下の3つだけです。
1.サービス
2.タスク スケジューラ
3.レジストリ エディター
が、
こんなもんコンパネで「自動・手動」選択できるようにしとけやぁ!!!
って思うのは僕だけでしょうか(-_-;)

どんだけ自動アップデートさせたいんだ。不具合多いクセに。
では、1つずつ設定手順を。

 

サービスの設定

まずは、サービスを開きます。
キーボードのWindowsロゴ+「R」キーを押すと、「ファイル名を指定して実行」のウインドウが開きます。

 

そしたらそこに、「services.msc」と入力して「OK」を押してください。

 

サービスダイアログが開きますので、そこの中から「Windows Update」を探します。
多いですが、アルファベット順に並んでるのでわかりやすいと思います。
見つかったら、そのままダブルクリック。

 

Windows Updateのプロパティ」ウィンドウが開くので、「全般」タブにある「スタートアップの種類」を「手動」に変更します。
「OK」を押したら、1つ目の設定作業終わりっ!

 

タスク スケジューラ

次の手順。これちょっと長いです。
先程と同じように、Windowsロゴ+「R」キーでファイル名を指定して実行ウインドウを立ち上げたら、今度は「control schedtasks」と入力してOKを押してください。

 

Windowsのディレクトリに移ります。
「タスク スケジューラ ライブラリ」⇒「Microsoft」⇒「Windows」とクリックして進んでいってください。

 

その中に、「UpdateOrchestrator」というディレクトリがあります。
ここをクリックし、右側に表示されるタスク「Maintenance Install」を右クリックし、「無効」にします。

 

続いて、もうちょい下にいったとこにあるディレクトリ「WindowsUpdate」をクリックします。
ここに出てるタスクを、全て「無効」にします。

 

僕のPCでは2つしかありませんでしたが、3つ4つあるPCもありますが、全部無効にしちゃってください。

全て無効にしたら、タスク スケジューラの設定作業も完了!あと1つ!!

 

レジストリ エディター

ラスト、レジストリ エディターです。
Windowsロゴ+「R」キーでファイル名を指定して実行ウインドウを立ち上げたら、「regiedit」と入力、OK。

 

ここ、展開かなり長いのでアニメーションで。


「HKEY_LOCAL_MACHINE」⇒「SOFTWARE」⇒「Policies」⇒「Microsoft」⇒「Windows」⇒「WindowsUpdate」⇒「AU」と進みます。
AUの中にある「NoAutoUpdate」をダブルクリックし、値を「1」にしてOKをクリック。

 

これで自動アップデートの停止が完了、手動アップデートになります!お疲れ様でしたっ!!

 

※補足
レジストリ エディターで、Windowsの中に「WindowsUpdate」が無い場合があります。
その時は、作成してください。
Windowsを右クリック⇒「新規」⇒「キー」で作れます。名前を「WindowsUpdate」にしてください。

 

WindowsUpdateを自分で作ると、もちろんその中に「AU」がありません。
それも、自作しましょう。
WindowsUpdateを右クリック⇒「新規」⇒「キー」で作れます。名前を「AU」にしてください。

 

で、AUを自作した場合、その中にもちろん「NoAutoUpdate」なんてありません。
その場合はやっぱりコレも自作しましょう。
AUを選んで右欄で右クリック⇒「新規」⇒「DWORD(32ビット)値」を選び、名前を「NoAutoUpdate」にしてください。

 

手動アップデート

自動アップデートを止めると、もちろんWindowsが更新されませんよね。
それはそれでセキュリティ的に困ります。
なので、自分のタイミングで手動で更新しましょう。
更新する時は、事前に復元ポイントを作成しておくのと、ドライブの空き容量が最低でも10GBはあるか確認の上行ってください。
トラブル回避策です。

手動更新は、Windows左下のロゴ⇒ギアアイコンの設定⇒更新とセキュリティを開くと「更新プログラムのチェック」ができます。
チェック後更新プログラムがあればそのまま更新できますので、月に1回くらいはチェックするようにしましょう~!

 

 

さいごに

たかが自動更新を止めるにしては、手順が多いですよね。
本当にユーザーの事を考えてるのか疑問ですが、なんだかんだ使えないと困るし応援するしかなさそうです・・・

Windows離れはこないのでしょうか。できればそっちに一番期待しています。

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