ネットショップを作る機会があり、クレジット決済を導入しようと思った時、すごく、すご~くややこしかったのでメモ。
ググったらある程度の情報は出てくるだろうと思ってたんですが、テスト環境での設定とかよくわからない手順ばかりでなかなか設定できませんでした(-_-;)
次設定する機会があったら自分の記事を見て簡単に設定できるように!という備忘録も兼ねての記事ですm(__)m
これから導入を検討している人の為に、Welcartとは?PayPalとは?も合わせてご紹介します。
目次
はじめに
ネットで販売するには、いくつか選択肢があります。
ショッピングモール出店
楽天市場やYahoo!ショッピングなどのショッピングモールへの出店です。
メリットは、圧倒的なユーザー数で、出店してすぐにうまいことすれば見てもらえる機会ができます。
デメリットは、初期費用・月額費用が結構かかります。Yahoo!ショッピングはなんかキャンペーンとかで無料だったような気もしますが、基本的にはかかるはず。
Amazon出品
そのままですが、Amazonへの出品です。
Amazonは今一番売れてる通販サイトで、モールとは違い店舗というよりは商品をメインに押してる感じですね。
メリットは、やはり圧倒的なユーザー数で、商品単体で見ればモールよりも販売機会は高いと思います。個人的には楽天やYahoo!に出すくらいなら先にAmazonに出品する方がおすすめ。
デメリットは、やはりこちらも月額費用がかかります。が、モールとは違いかなり良心的だと思います!
独自ECサイト型ショップ
Make Shopや、カラーミーショップ等、ECサイト構築に特化したサービスを利用する方法です。
こちらは、各モールやAmazonと違ってユーザーは自分で囲い込んでいかないといけないです。
メリットは、独自ドメインで制作できるのでオリジナルのネットショップが作れるのと、テンプレートが充実しているので比較的簡単に導入できる事。
デメリットは、費用が発生する事と、頑張らないとなかなか顧客を獲得できない事です。
個人的に、一番無いな~と思う選択肢ですね。費用かかるのにユーザーはゼロからですもん。。。
自作
今回の「WelcartにPayPal決済を導入」するのは、この選択肢を選んだ時の事ですね。
これは、ネットショップ全部作る!という選択肢です。
メリットは、完全オリジナル、初期・月額等の費用が基本かからない、自由に修正等ができるという事。
デメリットは、ECサイト型と同じで顧客獲得は自分で頑張ろうねってところと、結構知識が無いと制作が難しいというところ。
ですが、今、WordPressを使えば、このネットショップも簡単に作れるんですね♪
それが、Welcartというプラグインです。
Welcartとは?
WordPressにECサイト機能を実装するプラグインです。
ネットショップを自作したい!という時に、無料で使えるとても便利なプラグインです♪
ある程度知識がありWordPressのテーマなどを作れても、ショッピングカートの制作はかなり難しいですよね。
それを、このプラグインを使えば一瞬で使えます!
デザインがちょっと、アレなんですがね・・・
でもご安心ください♪やっぱり世の中にはすごい人がたくさんいます!
Welcart用のテーマを作ってくれている人、いました!!
無料で使えて、しかもかなりクオリティが高い!
おすすめのテーマ「Blanc」。
このテーマを使えば、レスポンシブ対応も、Welcartのデフォルトテーマの残念なデザインも全て解決します。公式ディレクトリに登録されているので、テーマから検索してインストールできます。
Welcartを使うなら、Blancか有料テーマか、自作しましょう♪
ちなみにこのBlanc、ブログも共存できます!
PayPalとは?
インターネット決済のサービスです。
アカウントを持っているユーザーはPayPalアカウントでの決済ができ、アカウントを持っていなくてもクレジットカード情報を入力しての決済ができます。
VISA、Master、JCB等主要なクレジットカードに対応していて、一番利用者が多いサービスです。
利用料は、月額固定費は無料で、決済ごとに3.6%+40円/件がかかります。
導入手順
では、Welcartを使い、決済方法にPayPalを導入する手順を。
PayPalを導入するには、当然かもしれませんがPayPalのアカウントが必要です。
以降、アカウントは作成済みとして進めていきます。
PayPalにログイン
PayPalにログイン→PayPal
API信用証明書を請求
左側メニュー「販売ツール」を選択後、APIアクセスの「更新」をクリック!
下の画像では、僕は既に以前登録した事があるので「API信用証明書の表示」になっていますが、初めての時は、「API信用証明書の請求」になっていると思います。
その時は、「ショッピングカートまたはソリューションのプロバイダが、APIユーザー名、パスワード、および署名を求めている場合、またはお客様がご自分でカスタムショッピングカートを開発なさっている場合は、API署名を請求してください」という項目を選択し、「同意して送信」を押すとOKです。「API信用証明書の表示」になっている場合は、そこをクリック。
表示内容を控える
画面に、
APIユーザー名
APIパスワード
署名
が表示されるので、控えましょう♪
WordPressにログイン、Welcartの設定を行う
WordPressにログインし、Welcart Shop→クレジット決済設定を選択します。
PayPal(EC)設定を行う
PayPal(EC)を選択し、以下設定を行います。
PayPalエクスプレスチェックアウト
「利用する」にチェック
動作環境
「本稼動」にチェック
APIユーザー名
PayPalにて確認した情報を!
APIパスワード
PayPalにて確認した情報を!
署名
PayPalにて確認した情報を!
PayPalアカウント(メールアドレス)
PayPalのログインメールアドレス
その下にいくつか設定がありますが、お好みで大丈夫。
最後に「下記ご利用条件に同意する」にチェックを入れ、「PayPalエクスプレスチェックアウトの設定を更新する」というボタンを押したらPayPal(EC)設定の完了です♪
支払い方法にクレジット決済を追加
支払方法で、クレジット決済を追加しましょう。
決済種別の選択肢に「PayPal決済(EC)」が増えてますので、それを選択して「更新」。
以上で導入完了です!
できたら、一度安い商品をテストで出してみて、自分でテスト決済してみるのが良いですね。
PayPalはテスト用のSandbox?というのもあるようです。でも、よくわからないので本稼働だけ紹介しました(-_-;)
さいごに
ネットショップでは、今ではクレジット決済は当たり前で、この決済方法が無いとかなりの販売機会を逃してしまいます。
PayPal決済は手数料は取られますが月額費用等はかからず簡単に導入できるので、ネットショップを作る時はぜひ導入しましょう。