アイキャッチ作成が苦手な人
テキトーじゃダメなの?もっと簡単に作れないの??
サムネイルの表示やシェアされた際にあったら良いのが記事の概要をサッと伝えられるような素敵なアイキャッチ。
慣れないうちはとても時間がかかるしデザインも迷いに迷ってどうすれば良いかわからなくなったりしますよね。
かと言ってフリー素材等をそのまま入れていてもなんかイメージ伝わりにくいし、オリジナル性に欠ける・・・
僕も1枚の画像を作るのに下手したら1時間以上かかったり、全然お気に入りの画像ができなかったりして「自分にはセンスが無いからしょうがないな」と諦めかけていたのですが、ちょっとしたツールとコツを知り実際にやってみた事で、今ではブログのアイキャッチは5~10分で作れるようになりました!
今回は同じような悩みを持っている人に、「このツール使えば短時間で作れるよ!」「ここ気を付けさえすれば素敵なアイキャッチ作れるよ!」というのをご紹介しようと思います♪
目次
アイキャッチの必要性
アイキャッチとは、和製英語で「目を引きつけるもの」という意味のカタカナ語です。
「画像や映像などで見る人の注意を引きつけること」という意味で、広告業界でよく使われています。
ブログで言うところのアイキャッチは、ターゲットユーザーの注意を引いて記事へと誘導する画像イメージです。
ブログは、どんなに良い記事や面白い記事でも、そもそも読んでもらえないと誰にも伝わりません。
読んでもらう為にするのが、GoogleやYahoo!等の検索エンジン対策と、シェアしてもらう為の仕掛けです。
検索エンジン対策は、たくさん記事を書いたり更新頻度を上げたり、タイトルやキーワード等をきちんと考えて記事を書くSEO対策と言われるもの、そしてシェアしてもらう為の対策のうちのひとつが、このアイキャッチです。
人間の情報源の約8割は目から入った情報に左右されます。
このアイキャッチが魅力的なもので、どんな記事か一目でわかるものだったら、読んでくれる、拡散してくれる確率もぐっと上がります。
逆にアイキャッチが設定されていないと、シェア時にアイキャッチ画像が無かったり、記事内の画像が使われたりして記事の概要を見た人にパッと伝えられません。
せっかく時間をかけて書いた記事、たくさんの人に読んでもらいたいですよね!
読んでもらう施策としてアイキャッチの制作はかなり重要な役割なんです。
簡単に作る環境を用意する
そのアイキャッチを作るのに、以前の僕のように1時間も2時間もかけてたら、記事が書けません・・・とっても疲れます。
そこで今回の「アイキャッチを短時間で素敵に作る方法」のご紹介です。
この方法を使えば誰でも簡単に綺麗なアイキャッチが作れるはずです。
では早速、環境を作るところから始めましょう。
Canvaに登録する
短時間で簡単にアイキャッチを作る為にお勧めのツールが、グラフィックデザインを無料で簡単作成できる「Canva」です。
このCanvaは、無料で使えて商用利用もでき、操作がとても簡単なのに結構色々な事ができる、本当に使いやすいツールです!
まずはこのCanvaに登録しましょう。
Canva登録方法
①Canva公式ページを開く
②お好みの方法で登録(ここでは「メールアドレスで登録」にしてみます)
③氏名(ニックネームでOK)、メールアドレス、任意のパスワードを入力して「無料で開始!」をクリックします。
④Canvaへようこそ。の画面が表示されます。何を選んでも問題は無いです。「個人」を選んでみます。
⑤登録完了です。
⑥Canvaから確認メールが届きます。「メールアドレスを確定」をクリックして完了です。
これでCanvaが使える状態になりました。
フリー素材サイトをブックマークする
アイキャッチを作るのに、毎回写真は自分が撮ったものを使い、アイコンは作り、イラストは描いて、ってしてたら、アイキャッチを作るだけで1日終わります。
フリー素材を活用しましょう。
いつでもすぐに活用できるよういくつか自分のお気に入りのフリー素材サイトをブックマークしておくと便利です。
僕のオススメはこんな感じです。
写真
日本語対応で探しやすく、高品質な写真を見つけやすいです。
イラスト
日本語で探せるのも便利です。
アイコン
ダウンロード前にカラーも設定でき、SVGでもダウンロードできるのでとても使えます。
様々なフォーマットでダウンロードできるので、編集してオリジナルのものにもできます。
綺麗に見えるサイズを考える
どんなにオシャレなアイキャッチを作っても、サイト内サムネイルのアスペクト比が異なっていたり、シェアに使われる画像サイズが違っていたりしたら、文字が切れたり変な見え方になったりします。
どこにどのサイズが使われるのか、しっかり確認して作りましょう。
ブログ内で使われるサイズは、ご自身が利用しているサービスや設定(アメブロ、ライブドア、はてなや、WordPressだったら使っているテーマ)により異なるので調べてみましょう。
SNSで使われる場合の最適なサイズは、FacebookとTwitterは1200×630px、はてなは1200×840px、LINEは正方形と言われています。
それぞれのサイズでどう見えるのか確認しておきましょう。
全てに対応するのは難しいと思うので、一番シェアされたいサービスに合わせるという手もありますね。
ちなみに、サルワカさんがアイキャッチ画像サイズチェッカーというものを作ってくれています。
これを使えばシェアされた時の画像が一発でわかるので確認用に使わせて頂きましょう。
構成を考える
センスいらず!素敵なアイキャッチを作るコツ、それは「誰に何を伝える記事なのかを考え作りだす前に具体的な構成を考える」。
これができれば、Canvaとフリー素材でサクッと作れます。
誰宛かを決める
よく「ペルソナ」と言われるアレですね。
その記事のターゲットが男性向けなのか女性向けなのか、高齢層か若年層か、高級志向なのかポップが求められるか、程度でも良いです。
例えば男性向け記事の場合、アイキャッチに人物を使うなら男性を使った方が良い事が多いし、フォントはカッチリしたものを使う方がウケそうです。
高級志向の方向けなら、エレガントなフォント、シンプルで美しい写真を使うのが良いですよね。
もし「誰宛か、ぼやけてるんだけど・・・」みたいに決められない場合は、自分宛で考えたらOKです。
ベースを決める
写真を使うのか、フラットデザインでベタ塗りでいくのか等、ベースを決めます。
写真なら、誰宛かを決めたので男性宛なら男性(婚活とか恋愛とかの記事なら異性が良いかもですが)、女性宛なら女性、出産・育児系なら赤ちゃん等々、記事の内容に近いものを、フリー素材サイトから探す、もしくは色を決めます。
メインタイトルを決める
ブログのタイトルは、SEOや検索結果表示を考え32文字以内が推奨されていますが、32文字もアイキャッチに入れたら読めません。
ブログのタイトルをそのままアイキャッチに入れるのではなく、そのタイトルから更に伝えたい事を短文で考えます。
そして、このタイトルはアイキャッチ内で大きく太めのフォントを使って入れましょう。
何文字入るか?どれくらい大きくできるか?はベースにより決まります。
スペースがどれくらいあるか、ベースが写真だったらここは重ねたらまずいとか、バランスとかあるので、ベースと相談しながら決めましょう。
サブタイトルを決める
これもタイトルと同じですが、サブタイトルはパッと読めなくても構わないと思います。装飾のようにタイトルより小さめの文字で入れられるものを考えましょう。
作ってみてデザイン的に無い方が良いかもって時もあるので、端折っても大丈夫な文言にします。
ワンポイントキャッチを考える
おすすめ!とか、激安!とか、ちょっとした吹き出し等を使い伝えたい言葉を考えましょう。
これはあってもなくても良いです。装飾的な目的です。
Canvaで制作
それでは、試しにCanvaでアイキャッチを作ってみましょう。
この記事に使うアイキャッチを作る過程で説明したいと思います♪
環境は僕は整っているので飛ばして、ここまで紹介してきた内容に沿っていきますね。
綺麗に見えるサイズを考える
僕の環境は、WordPressでCocoonというテーマを使っています。
このテーマのアイキャッチは設定により自由に変えられるのですが、僕は16:9のサイズで作っています(過去記事は作れていないのですが(-_-;)追々変更していきます)。
設定を変えたりテーマを変えたりした時にサイズが足りないという事にならないよう、1920×1080pxで作ります。
構成 ~誰宛か~
初級~中級者ブロガーさんのお役に立てたらと思って書いた記事なので、男女、10~50代くらいかな?
広すぎて難しいですね・・・今回は人物は使わずちょっとポップで楽しいイメージにしようと思います。
構成 ~ベース決め~
全くベースが思いつかないので、写真ACを使って「パソコン」と検索してみました。
1ページ目に出てきたこの写真を使います。
構成 ~メインタイトル決め~
写真から、文字をうまく入れられそうなスペースはありません。
こういう場合は写真を暗くしたり明るくしたりして写真の上に重ねてしまいます。
伝えたい事は「無料」「簡単」「短時間」「素敵」「アイキャッチ」なので、「アイキャッチをサクッとおしゃれに!」でいきます。
おしゃれかどうかは個人的見解ですが、素敵よりインパクトがあるかな?と。
文言は、完璧に決めなくて大丈夫です。制作段階でバランス等を見て変えないといけない事もあるので、何を伝えたいかを端的に表現できるものをフワッと作りましょう。
構成 ~サブタイトル決め~
メインタイトルでは「無料」「簡単」「短時間」というワードは無く、合わせて「サクッと」で表現しています。
サブタイトルを「センスも技術も費用も不要な制作方法」にして、「無料」「簡単」部分を補完します。
構成 ~ワンポイントキャッチ~
ワンポイントのキャッチを「時短術」にして、短時間を補完しようと思います。
このへんは好みもありますし、サブタイトルやキャッチは無くてもOKです。
いざ、Canva
ようやくCanvaの説明です。もし使い方だけ知りたい方がいてたら、前置きが長くてスミマセン・・・
①ログインした状態から「デザインを作成」をクリック
②なんのデザイン作るの~と聞いてくるので、「カスタムサイズ」を選択します。
③ここで、「綺麗に見えるサイズを考える」で決めたサイズを設定します。僕の場合は1920×1080pxですね。
④白紙のデザインスペースが表示されます。ここで色々と加工していくワケです。
⑤ベース画像を配置
画像をデザインスペースに配置するには、まず画像をアップロードします。
アプロードできたら、その画像をクリック。そうするとキャンバスに画像が入ります。
これだと余白ができちゃいますので、画面いっぱいになるようサイズを調整しましょう。
⑥デザインしていく
左のツールから、テキストを入れたり写真を入れたり素材を入れたりしてデザインしていきます。
今回はテキストを入れられるスペースが写真に無いので、写真に重ねて文字を入れます。
このままだととても見づらくなるので、少し写真を暗くして文字を重ねます。
暗くするには、四角形の素材を写真上に配置し、透明度を編集します。
このへんは画面を見ながら調整してみましょう。
先程考えておいたメインタイトルやサブタイトルやキャッチを入れて、完成!
使い方が直感的でわかりやすいのと、素材が多数用意されているので簡単に作れます。
最後に右上のアイコンからダウンロードすればアイキャッチ制作完了です♬
デザインは好みですが、おしゃれに見えるコツを。
文字を目立たせる工夫をする!
背景写真がごちゃごちゃしたものの場合、縁取りをしたり文字の背景に色を入れたり、背景を暗くor明るくして相対的なカラーで文字を重ねれば見やすくなります。
■縁取り
■文字に背景を入れる
■明るくする場合
色味を合わせる
目立たせようとすると、原色を使ったり使っていない色を使ったりしがちなのですが、できるだけ色味を合わせると綺麗に仕上がります。
まとめ
今回は、無料、短時間、簡単にオシャレなアイキャッチを作るツールとコツをご紹介しました。
という流れで、センスや技術が無くても短時間でオシャレなアイキャッチが作れます。
もちろん本気を出せばもっと凝ったものも作れますが、ブログの主役はあくまで記事。
アイキャッチにむやみに時間をかけるのは得策ではありません。
できるかぎり時間を短縮し、余った時間は良い記事を書く為の時間に充てましょう♪