ゴミ箱が削除できず困ってる人
今回はWindowsユーザーでこのようなトラブルになった方への対処法ご紹介ですm(__)m
急いでいる方もいると思うので、こういうトラブルの時、これで解決できます!という結論からお伝えします!
トラブルの内容
普段、ゴミ箱の中身を削除したい時は、
「ごみ箱右クリック」⇒「ごみ箱を空にする」で終わりですよね。
が、これができない時があります!
普通なら以下のようなダイヤログが出てきて、
「はい」で終わりなのに、これが出てこず何も起きない・・・
じゃあ、これでどうだ!とクリーンアップをしようとしても、
フリーズしちゃいます(T_T)(上の画像は容量少ないですが、このトラブルの時はもっと大きな容量になっているはずです)。
こういう状況の対処法です。
対処法
コマンドプロンプト、もしくはパワーシェルというコマンド入力ツールから、コマンドを使い削除します。
黒い画面怖い、ワカンナイ・・・という方も簡単に解決できるようにWindows10での手順をご説明しますね!
流れは、
これだけです!とても簡単。では詳しく見ていきましょう。
管理者としてコマンドプロンプト(パワーシェル)を起動
まずはコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
①「Windows」キー+「S」キーを押す
②コルタナが立ち上がるので、検索フォームに「cmd」と入力する
③コマンドプロンプトが見つかるので、右クリックして「管理者として実行」を選択する
④「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という確認で「はい」をクリックする
管理者権限でコマンドプロンプトが起動しました。
こちらは、Windows PowerShellの起動です。
①「Windows」キー+「X」キーを押す
②「A」キーを押す、もしくは「Windows PowerShell(管理者)」をクリックする
③「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という確認で「はい」をクリックする
管理者権限でパワーシェルが起動しました。
どちらを使ってもOKです。
違いは、どちらも同じようなコマンド入力ツールなのですが、PowerShellが後発のツールで、コマンドプロンプトよりも更にできる事が増えたという違いです。
ごみ箱を削除するコマンドを入力
コマンドは、以下です。コピペしてしまいましょう♪
rd /s c:\$Recycle.Bin
ドライブを変更している方は、最初のc:を該当のドライブに変えてください。
僕はDドライブに変更しているのでこんな感じですね。
確認のメッセージが出るので、「Y」を入力しENTERを押すとごみ箱内のデータ削除が始まります。
実行して待つ
あとは待つだけです。
ごみ箱の容量、PCのスペックにより時間はそれぞれ違いますが、そもそも普通に消せないくらいごみ箱が溜まっているので、結構気長に待ちましょう。
入力待ち状態に戻ったら完了。ごみ箱が空になっているはずなので確認してみてください。
以上で今回のトラブルの対処は完了です。
以降は何故このような事になったのかと、コマンドの説明等。
原因
このトラブルは、ごみ箱に多数のファイルがある、もしくはかなり大きな容量のファイルがある等で、ごみ箱の中身がパンパンの時に起こります。
対処法の説明
rd /s c:\$Recycle.Bin
というコマンドは、
「Cドライブの$Recycle.Binに入ってるファイルと、そこにあるフォルダーも全部消して!」というものになります。
という感じ。
実際にこのファイルがあるかは、隠しフォルダを表示させれば確認できます。
①フォルダーを開いた状態で「表示」⇒「オプション」をクリック
②フォルダーオプションが開くので「表示」タブに移動
③「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択し、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外すと(警告出ますが無視して「はい」を選択)$Recycle.Binというフォルダーが表示されます。
さいごに
Windowsは、本当に便利なのですが不具合が多いですよね・・・
使っている人が多いから色々な問題が見つかるのだろうけど、普通にトラブルだらけです(T_T)
近年は働き方が変わってきています。
会社に行かずリモートで仕事をする人や個人として仕事をする人等様々なワークスタイルが選択できるようになりました。
この流れで、OSも取引先がWindows多いから・・・ていうのが無くなり、自由に選べるようになったらいいな~と期待しています!